近ツー、平成17年度に営業利益53億円を目指す中期経営計画を策定
近畿日本ツーリストは平成15年度から3ヵ年の「中期経営計画」を策定、これに伴い組織改正および店舗網の再編を行なう。中期経営計画は組織変革への取り組み、経営基盤の強化、平成17年度に復配を実施することを掲げ、特に組織の構造改革をすすめる。具体的には研修施設「THE CHIE HOUSE」での社員教育による人材育成、社員の削減と契約社員の増強、市場の動向や採算を考慮した店舗の再編、個人や団体を問わず情報を発信するインフラの整備が対象となる。特に正社員と契約社員の増減において、現在8対2の比率を今後は契約社員の比率を高め、平成17年には6対4で正社員を1000人減員し、契約社員を700人増員する。以上の施策から平成17年度には単体での営業収益960億円、営業利益53億円、経常利益56億円を見込む。
なお、近ツーの10月の海外旅行取扱額は249億6039万5000円で前年比70.8%増、2000年比0.8%増であった。主催旅行ではメディアが76億8771万2000円で前年比69.5%増、2000年比31.1%増、ホリディが64億2573万2000円で前年比48.4%増、2000年比20.5%増と好調に推移した。また国内もメイト、メディアが好調であったことから国内旅行全体では465億7114万8000円で前年比12.3%増、2000年比5.5%減という結果であった。
なお、近ツーの10月の海外旅行取扱額は249億6039万5000円で前年比70.8%増、2000年比0.8%増であった。主催旅行ではメディアが76億8771万2000円で前年比69.5%増、2000年比31.1%増、ホリディが64億2573万2000円で前年比48.4%増、2000年比20.5%増と好調に推移した。また国内もメイト、メディアが好調であったことから国内旅行全体では465億7114万8000円で前年比12.3%増、2000年比5.5%減という結果であった。