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ユーラシア、平成14年9月期決算は純利益が48.7%減も黒字を確保

  • 2002年11月20日
 ユーラシア旅行社の平成14年9月期(平成13年10月1日〜平成14年9月30日)の連結決算は、売上高が前年比3.6%減の55億6700万円、営業利益は53.9%減の1億1000万円、経常利益は50.0%減の1億2100万円で純利益は48.7%減の6500万円であった。今期は昨年のテロの影響で同社にとって最も利益が見込まれた10月への打撃が大きく、上半期は売上、利益ともに低下した。しかし、下半期にはリスク分散の観点から取扱方面を120ヶ国以上に増加し、全方面での集客数は前年同期と比べ14%上回った。
 来期の見通しとして、従来から確保してきたリピーターを中心に綿密なコミュニケーションをとって顧客基盤を安定させると共に、コンサルティング能力の向上、コスト低減に務めながら会報誌「ユーラシアニュース」などを通して販促活動を強化する。来期の連結での業績予想は売上高62億円、経常利益2億8000万円、純利益1億4300万円である。