DFS、沖縄空港店舗を拡大、2年後を目処に市街店舗も展開へ

  • 2002年11月12日
 DFSグループ・リミテッドは今年5月にオープンした「ディーエフエス那覇空港免税店」を約2.5倍の面積に拡張し、来年3月にグランドオープンする(ソフト・オープンは12月20日)。同店舗は国内旅行において免税品を購入できる日本初の免税店。拡張により北と南の搭乗待合室前にある店舗はそれぞれ約750平方メートルになり、取扱品目は1500品目から3500品目に倍増する。
 また、2年後を目処に那覇市街にも新店舗を展開する予定だ。日本DFSセールス&マーケティング副社長堀川悟氏は「新店舗の展開で500人の直接雇用と年間の観光客数30万人増加による276億円の県内消費を促すことができる」とDFSによる観光への経済効果を説明。さらに「沖縄観光の目的にショッピングが加わり、新たな沖縄旅行を作り出すことができる」と述べた。市街店舗はハワイのDFSギャラリアと同規模の店舗を計画しており、ルイ・ヴィトンやプラダなど、ハワイやシンガポールで扱うブランドが出店する予定だ。