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インドネシアへの主催旅行、中止延期や一部催行など各社対応分かれる

  • 2002年10月18日
 バリ島の爆発事件に起因して、外務省からインドネシア領全域の渡航に関し「渡航の是非を検討してください」が発令されている。一部の旅行会社が18日、主催旅行催行の対応の再検討を行った。各社の対応は下記の通り。

■全面中止(JTB、日通、阪急、東急)
▽ジェイティービー
インドネシアへの主催旅行は10月28日まで催行中止。10月29日以降は10月25日に決定。

▽日通旅行
インドネシアへの主催旅行は11月15日出発分まで催行中止。11月16日以降は11月11日に決定。催行決定前にツアー予約者が取消しする場合、たとえ取消料対象時期であっても、取消料を免除。

▽阪急交通社
バリ島の主催旅行は11月12日まで催行中止。中止したツアーは取消料免除。

▽東急
バリ島への主催旅行は10月28日出発分まで催行中止。29日以降は来週末までに決定。10月17日までにバリ島へのツアーを予約した人が、情勢不安を理由にツアーを取消す場合、11月21日出発分までは取消料を免除。

■一部催行(ジャルパック、日旅、全日空ワールド、名鉄)

▽ジャルパック
バリ島、ジャカルタ、ジョグジャカルタへの主催旅行は10月28日まで催行中止。10月29日以降は10月24日に決定。現地情勢の不安を理由にツアーを取消す場合、11月21日出発までは取消料を免除。
ビンタン島への主催旅行は催行。

▽日本旅行
ビンタン島を除くインドネシアへの主催旅行は10月28日まで中止。10月29日以降は10月25日に決定。
ビンタン島への主催旅行は10月22日から催行再開。22日以降の取消料の取扱いは通常通り。

▽全日空ワールド
バリ島への主催旅行は10月31日出発まで催行中止。11月1日から11月30日までの出発予約者の取消、日程・方面の変更は取消料を免除。
ビンタン島への主催旅行はツアーを催行。10月31日までに申出でのあった取消、日程・方面の変更は取消料を免除。

▽名鉄観光
バリ島の主催旅行は22日から再開。ビンタン島の主催旅行は原則催行。バリ島、ビンタン島ともに10月22日から11月21日出発のお客には10月21日までに意思確認を取り、取消の申出があった場合は取消料を免除。参加意思表明後22日以降に取消する場合は手数料を収受。

■全面催行(HIS、近ツー、R&C)

▽エイチ・アイ・エス
インドネシア全ての方面への主催旅行を催行。10月21日出発までのお客には1ヶ月以内の方面・日程の変更を手数料無しで対応するが、旅行の取消や10月22日以降出発に関しては通常通りの対応。

▽近畿日本ツーリスト
バリ島の主催旅行は原則催行。既に申込みのお客には10月20日までに出発日に関わりなく参加の意思確認を取り、この時点で取消しの申出がある場合の取消料は免除する。21日以降、参加の意思表明をした後の取消は所定の手数料が必要。

▽アールアンドシーツアーズ
10月22日以降主催旅行を催行。22日以降の出発で18日現在に予約をしたお客が外務省渡航情報を理由に取消する場合、10月25日の17時までに連絡した場合は出発日に関わらず、取消料を免除。