EK、デュバイ直行便好調、全国各地からの利便性をアピール

  • 2002年10月4日
 エミレーツ航空(EK)は10月2日、日本発デュバイ行きの直行便を就航した。エミレーツ航空総代理店であるエア・システム旅客営業部主任の林達也氏はデュバイ政府観光商務局が行った観光セミナーで「初便はほぼ満席の搭乗率で、10月、11月も予約状況は好調だ。エミレーツが就航するニュースが流れ、一般のお客様からどこで航空券が買えるのか、どこのツアーが良いかなどの問合せが増えた」と現状を語った。
 EKは関空/デュバイ間の直行便というイメージが強いが、日本航空(JL)とのコードシェア提携で羽田発20時45分関空22時着、関空23時20分デュバイ着5時45分(翌日)のスケジュールが可能となり、「成田よりもむしろ便利。仕事帰りにも利用できる」(林氏)とアピール。多くの地方都市からの関空行き最終便を利用した乗り継ぎも可能なため、「地方のどこからでも行ける」ことを浸透させていく意向だ。大手ホールセーラーの下期商品発表時にJLとのコードシェアは未決定であったが、期中商品から「羽田発デュバイへ」と謳うパンフレットの登場に期待する。