UL、日本路線のロードファクターは95%、スリランカへの需要増加が課題
スリランカ航空(UL)の日本・韓国地区支配人カウシャル・セレヴィラトゥナ氏が9月1日付けで就任、この度、今後の日本市場での展開を語った。同氏は「日本市場は近年、モルディブやスリランカへの訪問客が大きく伸びており日本地区の仕事はやりがいがある」と述べた。ULの9月の日本路線3便のロードファクターは「就航以来もっとも高い95%を記録、今後も需要増加が期待される市場」と見ている。ロードファクターを引き上げているのがモルディブへの直行便だが、「そのうち約30%がスリランカへの訪問客であり、今後は約40%にまで需要を増加させたい」意向で、そのためのプロモーションにも力を入れる。既に4月から女性誌6誌とタイアップして、OL層をターゲットにショッピングやビーチリゾートを紹介している。一方、文化や仏教、遺跡などの観光資源がイメージされる同国だが、スポーツ関連でも需要増を図りたい考え。ULではジャパン・プロ・サーフィン連盟(JPSA)が11月8日から開催するプロシリーズ「スリランカプロ」とタイアップし、サーフィン客へデスティネーションの魅力をアピールする。