日米観光交流促進協議会開催、インバウンド市場活性化の対策を協議
日米観光交流促進協議会の第1回ワーキング・グループが8月26日、27日にハワイ・オアフ島のJWマリオット・イヒラニ・リゾート&スパで開催された。この協議会は官民合同の会合で、今年4月19日に扇国土交通大臣とエバンズ米国商務長官の間で「観光交流の拡大に関する日米間の了解覚書」において具体策を検討するために設置することが盛り込まれていた。協議会では日米両国のインバウンド振興を目的とした2つのワーキンググループを設置、それぞれマーケティングプロモーション、旅行商品の造成、官とメディアの関係、情報収集、関係者に対する研修、旅行に対する安心感の創出という6つのテーマについて重点的に議論が行われ、目標達成に向けた3ヵ年計画を策定する。アメリカ側では落ち込んだ旅行需要の回復に向けた対策、日本側では訪日促進のための「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の展開にあたり米国が重点市場であるため、今後も相互の交流を活発にするための議論を行なう。