豪州、不確実性の中でも日本市場は「活動継続こそ勝ち筋」、新路線やセルフドライブへの意欲も(前編)

  • 2026年6月23日
ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局(DNSW)

カレン・ジョーンズ氏(CEO、画像左)
新堀治彦氏(日本局長)

ニュー・サウス・ウェールズ州

 2025年暦年で日本人旅行者数は16万6000人、宿泊数は372万6000泊、消費額は4億3400万豪ドル。人数は州別でクイーンズランドを抜き第1位。NSW州では、2035年に観光消費額全体を2024年比約1.7倍の910億豪ドルとする目標を掲げているが、日本はその重要な一翼との評価だ。

 日本は航空路線の充実や知名度、人気の観光コンテンツがそろうことに加え、イベントでの訪問も追い風に。来年のラグビーワールドカップでは日本代表の試合もニューカッスルで開催予定。

 また今年10月にはウェスタンシドニー国際空港が開港。国際線はニュージーランド航空(NZ)とシンガポール航空(SQ)、国内線はカンタス航空(QF)とジェットスター(JQ)が就航を決めているが、更に誘致を推進。アジアでも数ヶ月以内に新たな発表が期待できるとのこと。日系航空会社の就航もめざす。同空港は24時間運用で市内からも約40分、今後は公共交通のアクセスも整備予定だ。

 また、今年1月にはフィッシュ・マーケットも開業。カジュアルな店から高級レストランまでそろい人気上昇中。このほかサウスコーストも「隠れた名所」として注目。美しい海と新鮮な牡蠣が魅力で、ホテルや飲食店への投資も進んでおり、今後数年でさらに発展していく見込みという。

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