JD、2001年度決算は65.1%減も5億2500万円の純利益を確保
日本エアシステム(JD)の2002年度3月期(2001年4月〜2002年3月)決算は、単体で売上高が前年比0.1%増の3606億3500万円、営業利益が36.9%減の102億9900万円で、純利益は65.1%減であったものの5億2500万円の黒字を確保した。
連結ベースでは売上高が0.6%増の4207億9100万円、営業利益が38.7%減の108億8300万円で純利益は58.6%減の9億2700万円。このうち、航空旅客部門は売上高は0.1%減の3706億6400万円とほぼ前年並を維持した。しかし、航空保険・保安費や円安による整備費など営業費用が1.8%増の3659億3900万円となり、貨物・郵便を含む航空運送事業全般の営業利益は37.3%減となる106億7700万円であった。旅行事業と商事業を含めた売上高は5.9%増の672億7800万円、ただし販売単価が低下し営業利益は74%減の1億6400万円に留まった。
来期はこれまで推進してきたコスト削減などの構造改革の継続や経営改善策を行ない、売上高を0.8%増の4245億円、純利益を40.2%増の13億円を見込んでいる。なお、日本航空との経営統合に向け、株主紹介の承認を得てから積立金と利益準備金に加え、資本準備金の一部を切り崩して繰越損失117億7600万円を解消する予定。
連結ベースでは売上高が0.6%増の4207億9100万円、営業利益が38.7%減の108億8300万円で純利益は58.6%減の9億2700万円。このうち、航空旅客部門は売上高は0.1%減の3706億6400万円とほぼ前年並を維持した。しかし、航空保険・保安費や円安による整備費など営業費用が1.8%増の3659億3900万円となり、貨物・郵便を含む航空運送事業全般の営業利益は37.3%減となる106億7700万円であった。旅行事業と商事業を含めた売上高は5.9%増の672億7800万円、ただし販売単価が低下し営業利益は74%減の1億6400万円に留まった。
来期はこれまで推進してきたコスト削減などの構造改革の継続や経営改善策を行ない、売上高を0.8%増の4245億円、純利益を40.2%増の13億円を見込んでいる。なお、日本航空との経営統合に向け、株主紹介の承認を得てから積立金と利益準備金に加え、資本準備金の一部を切り崩して繰越損失117億7600万円を解消する予定。