旅行会社の見積業務85%削減へ、アップルワールドのAI自動見積「AI quosys」今後の構想は? [PR]

 旅行会社の見積業務は、顧客からの要望整理、ホテル選定、見積書作成、予約手配へと続く重要な業務である一方、多くの時間と経験が求められる領域でもある。アップルワールドはこうした課題の解決に向け、AI自動見積サービス「AI quosys(AIクオシス)」の提供を開始した。

 同サービスは、顧客から届いたメールの内容をAIが解析し、条件に合ったホテル候補の提案から見積作成までを支援するもの。なぜ今、旅行業界向けにAIサービスを展開するのか。開発背景やサービスの特徴、今後の構想について、事業推進部サプライヤーデータベースグループマネージャーの小林瑞彦氏と、プロダクト開発部パートナーソリューショングループの町田晃一氏に話を聞いた。

(左から)小林氏、町田氏
-まず、「AI quosys」を開発した背景について教えてください。

小林 私たちはホールセラーとして、旅行会社の皆さまのホテル手配業務を長年支援してきました。その中で旅行会社の皆さまが特に負担が大きいと感じていらっしゃるのが見積業務です。

 お客様から届いた依頼内容を確認し、条件に合うホテルを探し、見積書を作成する。慣れているご担当者様であれば問題ありませんが、全員が世界中のホテルや都市事情に詳しいわけではありません。また、見積書作成のためにホテル情報を調べ、資料を作る作業も大きな負担になっていました。

 そこで私たちは以前から「丸投げ見積」というサービスを提供していました。旅行会社様へ届いた依頼をそのままアップルワールドへ送っていただき、当社側でホテル提案を行うサービスです。

-そのサービスが今回の開発につながったのでしょうか。

小林 そうです。丸投げ見積は非常に多くの旅行会社様に利用いただき、おかげさまでご満足度も高いサービスでした。ただ、利用が増えるほど人手への依存が課題になってきました。

 見積依頼が集中すると回答まで時間がかかりますし、24時間365日対応することも難しい。また、担当者によって提案内容に差が生じることもあります。

 そこで考えたのが、「誰が使っても一定水準の提案ができる仕組み」を作れないかということでした。AIを活用することで、24時間365日、一定品質の見積提案を実現したい。それがAI quosys開発の出発点です。

-AI quosysは具体的にどのようなサービスなのでしょうか。

町田 顧客から届いたメールをAIが解析し、宿泊地や予算、ホテルランクなどの条件を抽出します。その条件をもとにホテル候補を提案し、見積書作成まで支援するサービスです。

 特徴的なのは、見積機能だけでなくメール管理機能も一体化している点です。旅行会社のご担当者様は顧客から届いたメールを選択し、見積作成ボタンを押すだけでAIによる提案を受けることができます。

 また、顧客への見積提示後は、そのまま予約導線へつなげることも可能です。見積から予約までの一連の流れを効率化できる仕組みになっています。