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CO、機内に監視システム搭載、太平洋・大西洋路線へ試験的に導入

  • 2005年5月7日
 コンチネンタル航空(CO)は、同社が保有するB777型機にキャビン・モニタリング・システム(機内監視システム)を試験的に搭載する。これは機内のさらなる安全性向上を目的に米連邦航空局の資金援助によって実現したもの。システム搭載の機材は、主に成田/ニューヨーク線、成田/ヒューストン線を含む太平洋路線と大西洋路線に使用されている。監視システムは複数のカメラで構成され、パイロットが操縦室にいながら様々な角度から機内を監視することができ、特に操縦室のドア付近の安全を確保できるように設計されている。客室乗務員はパイロットと連絡を取り合うことで、機内の状況を従来より詳細に把握することができる。COは、同システムの効果を査定後、他機材への搭載を検討している。