UA、CEOクレイトン氏来日、アジア拠点として成田の位置付け強化
ユナイテッド航空(UA)のCEOジャック・クレイトン氏は、4月18日から成田/台北線の開設と成田新滑走路オープニング・セレモニーに出席のため来日、同氏は「(成田/台北線開設と新滑走路オープンで)新たに2つの発着スロットを獲得、UAは1日16便出発となり、成田はわれわれにとって重要な拠点になる」と語った。現在UAは、スターアライアンス・キャリアの成田乗り入れの新ターミナル「スターコンプレックス」の開発を進めており、「アジアの中心的拠点として成田空港の存在を確固たるものにする支援に力を入れる」(同氏)方針だ。ただ、「仁川空港など他のアジア諸国の空港環境が整って来ている。デルタ航空と大韓航空はアメリカ運輸省に対し、独占禁止法免除の共同申請書を提出した。こうしたプレッシャーをかわすには拠点としての総合的な増強が不可欠」と述べ、着陸料などの問題点をあげた。
また、提携している全日空(NH)とのコードシェア拡大などの連携強化もすすめており、今後は大阪、福岡、名古屋、札幌などのコードシェアを順次拡大、仙台へは冬期スケジュールから共同運航を開始する予定。
また、提携している全日空(NH)とのコードシェア拡大などの連携強化もすすめており、今後は大阪、福岡、名古屋、札幌などのコードシェアを順次拡大、仙台へは冬期スケジュールから共同運航を開始する予定。