大手5社、3月のパッケージ販売は15.4%減までに回復、5月は6%減に
主要旅行会社の3月の海外パッケージ旅行販売人員は、前年比15.4%減であった。これはJATAが行った海外パッケージツアーの実績及び予約状況の調査結果で、対象旅行会社はJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、ジャルパック、阪急交通社の5社。方面別ではアメリカ本土が64.3%減であるが、中国(4.9%増)、オセアニア(9%増)と相変わらず好調、その他の地域に関してもアジアで8%減、ハワイで10.3%減、ヨーロッパで11.8%減と前年の約9割まで回復している。
4月以降の予約状況は中国、オセアニア以外にヨーロッパ、アジアも前年超となっており、アメリカ本土も4月が39.7%減、ゴールデンウイークが31.4%減、5月が28.4%減と減少幅が大きく縮小してきている。特に5月はヨーロッパの24.9%増の伸び率を最高にオセアニアで19.4%、中国で14%増と健闘していることから、合計では6%減の予約状況で、テロ後初めて減少率が1桁に回復している。
4月以降の予約状況は中国、オセアニア以外にヨーロッパ、アジアも前年超となっており、アメリカ本土も4月が39.7%減、ゴールデンウイークが31.4%減、5月が28.4%減と減少幅が大きく縮小してきている。特に5月はヨーロッパの24.9%増の伸び率を最高にオセアニアで19.4%、中国で14%増と健闘していることから、合計では6%減の予約状況で、テロ後初めて減少率が1桁に回復している。