NH、予想以上の回復で平成14年3月期決算を上方修正
全日空(NH)はこのほど、平成14年3月期の決算業績予想を連結・単体ともに上方修正した。NHはテロの影響で国際線旅客実績が9月が26.7%減、10月は41.1%減、11月が41.9%減と大幅に落ち込んだのを受け、昨年11月22日の中間決算時には大幅な下方予想をしていたが、年明け以降はビジネス旅客を中心に予想以上のスピードで回復し、国際旅客収入が増加していることから、今回の上方修正に至ったもの。
中間決算発表時の予想では売上高が連結ベースで1兆1900億円、単体で8850億円だったところ、今回はそれぞれ1兆2070億円(170億円増)、9145億円(295億円増)にアップ、営業利益はゼロのところを連結で205億円、単体で190億円と予想、経常赤字は連結で150億円を30億に、単体で130億円を15億円に変更、純損失では連結で110億円を85億円、単体で170億円を120億円までに修正した。
中間決算発表時の予想では売上高が連結ベースで1兆1900億円、単体で8850億円だったところ、今回はそれぞれ1兆2070億円(170億円増)、9145億円(295億円増)にアップ、営業利益はゼロのところを連結で205億円、単体で190億円と予想、経常赤字は連結で150億円を30億に、単体で130億円を15億円に変更、純損失では連結で110億円を85億円、単体で170億円を120億円までに修正した。