JTB、ウェブ利用の旅行商品取扱額は92%増の195億円
ジェイティービー(JTB)は現在、「JTB INFOCREW」、「e-Hotel」、「たびゲーター」といった自社及び関連会社サイトや「JCB」、「MSN」など他社運営によるサイト、コンビニ店頭でのマルチメディア(MM)端末で旅行商品販売を展開しているが、これらウェブを利用した旅行販売での取扱額が2001年度は前年比92%増の195億円となる見込みだ。内訳としてはMM端末での販売は75%増の96億円。現在1万5330台のMM端末で販売を展開しており、取扱額のうち、スキーリフト券が32.4%、国内宿泊が22.2%と、当日利用する安価な商品が主流だ。東京ディズニーリゾート(TDR)チケットも277%増と大幅に伸張、2001年から販売期限を当日18時までに延長したことでTDRまで行かなくても入場可否が分かるようになり、利用率が高まったとしている。
また、ネット販売では97.7%増となる122億円。国内宿泊が81.5%と主力だが、MM端末で0.7%のシェアの海外パッケージは7.5%となっている。今後は、在外支店の持つホテル客室やオプショナルツアーの申し込みの開始、さらに海外のウェブサイトと提携してインバウンドにも取り組んでいく意向だ。JTBでは64ある在外拠点からの仕入れ力や情報、出版事業局の「るるぶドットコム」の旅行情報などといった自社の持つ総合力を生かして、2003年度は66%増の323億円、2005年には1000億円の取扱いを目指していくという。
また、ネット販売では97.7%増となる122億円。国内宿泊が81.5%と主力だが、MM端末で0.7%のシェアの海外パッケージは7.5%となっている。今後は、在外支店の持つホテル客室やオプショナルツアーの申し込みの開始、さらに海外のウェブサイトと提携してインバウンドにも取り組んでいく意向だ。JTBでは64ある在外拠点からの仕入れ力や情報、出版事業局の「るるぶドットコム」の旅行情報などといった自社の持つ総合力を生かして、2003年度は66%増の323億円、2005年には1000億円の取扱いを目指していくという。