トラベルコ、年末人気渡航先は「ソウル・台北・ホノルル」 グアムとホーチミンが躍進
旅行比較サイト「トラベルコ」は、サイト内検索データに基づく「2025年末(11〜12月)の海外旅行先人気ランキング」を公表した。上位はソウル、台北、ホノルルで、直行便拡充や乾季入りを追い風にグアムが4位へ浮上、ホーチミンも秋シーズンのランキング圏外からトップ10入りした。11月は三連休が2回、年末年始は最大9連休取得の並びで、予約ピークの前倒し需要が見込まれる。
ランキングのトップ10は1位ソウル、2位台北、3位ホノルルで、4位以降はグアム、釜山、バンコク、香港、上海、ホーチミン、シンガポールが続いた。グアムは前年同月比約120%の検索増となり、順位を1つ上げた。ホーチミンは増便に加え11月の航空券が比較的割安な時期であることが背景とされる。
価格動向の参考として、ソウルは東京発往復の最安値が11月2万6953円、12月2万4650円で、人気の航空会社はLCCはジンエアー、フルサービスは大韓航空が並んだ。 台北は東京発往復で11月2万3140円、12月2万5054円、LCCはスクート、フルサービスはチャイナエアラインとなった。ホノルルは東京発往復で11月9万332円、12月8万8026円、航空会社はZIPAIRとANA/デルタが挙がった。