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村田 洋一
株式会社ビュート
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・株式会社ビュート 代表取締役
URL : https://www.bute.co.jp/
・2002年留学先のバンクーバーでクルーズに出会い、日本でクルーズ旅行を広めようと決心。大手旅行会社や、業務渡航に特化した中小旅行会社での経験を積み、2007年にクルーズ専門旅行会社を創業。
クルーズ運航会社を創業し、日・台・韓・中の4か国を結び、東アジアの相互理解を深める事業を行うことが夢。
最新のプロコメ
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- 村田 洋一
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株式会社ビュート
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緊急事態宣言が明けても、帰国後の隔離がある限り、海外旅行の需要の回復は、限定的です。 もう少し強い需要の戻りがあるかと期待していましたが、希望的観測の10%くらいしか戻っていないのが実情ではないでしょうか。 海外メインの旅行会社は、声を上げ、旅行業協会を通じ、危機を訴え続けてゆく必要があります。 一方で、旅行需要の戻りが弱いことも明白なわけですから、新規事業をスモールスタートさせる努力も必要となります。 国からの支援は必要不可欠ですが、実現性が不明な支援を、ひたすら口を開けて待っているのは得策ではありません。 不確実な他人の決定を待つよりも、確実な自らの努力で困難を切り拓いてゆく姿勢もまた必要とされます。 座して死を待つより打って出よ、とは、まさに今こそ必要とされるマインドでしょう。
コメント全文を読む 10月21日 11 -
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出典:TRVLWIRE
MSC、ベネツィアの19年事故で損害賠償3.2億円-大型船禁止の契機にも
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- 村田 洋一
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株式会社ビュート
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MSCオペラの事故は大変衝撃的なものでしたが、ベネチアではクルーズシップの運河航行について反対意見が多かったため、運河の航行が中止されるのは仕方のないことでもあります。 水位の上昇による冠水も頻発しており、クルーズシップの運行がその一因になっている可能性も考えられており、地域の同意がない状態での運行は、誰の得にもなりません。 一方で、少なく見積もっても月間で1万人以上のクルーズの旅客が蒸発することにより、水上タクシーや水上バス、ベネチアガラス、土産物店などの売上減は避けようがなく、経済活動へのダメージは甚大でしょう。 国内の港では、沖縄がベネチアに近いリスクを抱えていると認識しています。 沖縄では、宿泊を伴わないクルーズ客は地元経済に貢献しないとの批判が多いですが、どのようにすれば沖縄にお金が落ちるのかを地元と共に考え、地元の協力を得ない限り、ベネチアと同じ道を辿るのではないかと危惧しています。
コメント全文を読む 10月20日 3 -
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出典:福井新聞ONLINE
光見えぬ旅行業 膨らむ借金、辛うじて生き抜く日々【コロナ下の叫び~衆院選ふくい】
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- 村田 洋一
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株式会社ビュート
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企業とは穴の空いたバケツのようなもので、お金が流れ尽きたら終わりです。 本来は、旅行商品を販売することでお金を回しますが、コロナ禍になり、入るはずの水が入らないのだから、苦しいのは当然。 本来は、国が公的資金で流れ出た分を補給するべき危機的な状態にあります。 これを真水補給と呼び、私が強く求めている支援です。 金融機関は、旅行事業に代わる新たな水源を探すことを求めますが、そのための追加融資には応じず、実現するのは容易なものではありません。 仮にGo Toが再開したとしても、手数料の一部がカバーされるだけの施策で、一体どれだけの事業者が救われるのかは、極めて疑問です。 資金調達から一年目に1年間のリスケをし、来年春から元本返済の企業が増えてくると思われますが、再度のリスケに応じてもらえない限り、到底返済の目処が立たない旅行産業が大半ではないかと思います。 旅行会社の代表者には、観光庁からのアンケートが届いていますから早々に返信をし、危機的な現状を正しく伝え、国が積極関与してもらうための素地を整えることが、我々に出来る最善の策ではないかと考えています。
コメント全文を読む 10月20日 4 -