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地元に愛される老舗ホテル、支えるのは顧客との信頼関係と社員のアイデア―新潟東映ホテル取締役支配人 大倉善紀氏

コロナ禍でも稼働率を維持
「まずはやってみる」でヒット商品生み出す

開業以来60年をかけて地元に愛されるホテルの地位を確かなものにした新潟東映ホテル。長年にわたり顧客からの信頼も厚く、コロナ禍にあっても稼働率は50%から70%のレベルまで回復しているという。料飲関係でもヒットを連発する老舗ホテルの底力の秘密を大倉善紀支配人に聞いた。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -新潟東映ホテルの沿革と概要から説明してください。大倉善紀氏(以下敬称略) 東映の初代社長だった大川博が、出身地である新潟市に国際ホテルを作ろうと考え、県内初...