加賀観光ホテルの元運営会社が特別清算、負債50億円

東京商工リサーチ(TSR)によると、石川県加賀市の片山津温泉で「加賀観光ホテル」を運営していた相互開発事業(旧社名:加賀観光ホテル)が3月15日、大阪地方裁判所から特別清算の開始決定を受けた。負債総額は約50億円。同社は1935年に小松市の粟津温泉で温泉旅館「のみや」として創業。その後、加賀市の片山津温泉で「加賀観光ホテル」を設立した。同ホテルでは、柴山潟湖畔に面した「ゆらら館」の本館と新館に加えて、2006年に承継した「矢田屋梅光閣」を改装した別館の「季がさね」を運営。1993年3月期には22億5...