旅館協、生産性向上めざし協議会開催-モデル施設8軒を設定

日本旅館協会は10月1日、「第1回旅館ホテル生産性向上協議会」を開催した。宿泊業が抱えるサービスのさらなる向上と人手不足の解消などの課題に対し、官民一体で取り組みを進めていくもの。今回は同協会に加え、内閣府や国土交通省、観光庁、日本経済団体連合会(経団連)、日本生産性本部などから約30名が参加し、協議会の趣旨の説明や意見交換、経営コンサルタントによる講演会などを実施した。第1回会合では、冒頭で登壇した同協会会長の針谷了氏が「長時間労働をなくし、待遇を改善して優秀な人材を旅館ホテル業に迎えたい」と語る...