10-12月期は実現率ふるわず低調 日観協短期観光動向

日本観光振興協会(山口範雄会長)がまとめた2014年12月調査分(10-12月期)の短期観光動向調査の結果によると、宿泊旅行実施率は対前年同期比で1.5ポイント減の34.7%だった。14年はこれまでの調査でほぼ前年並みを保ってきたが、最後に低下傾向となった。実施率の低下要因のひとつとして「旅行意向に対する実現率」の低下が挙げられる。10-12月期で意向が実際の旅行に結び付いた割合を示す実現率は意向42.1%に対して実績34.7%から82 .4%と算出。前年同期比で3.5ポイントの下落で、前期(7-9...