日本航空、11月の国際線旅客は5.2%減、中国線以外は減少

  • 2012年1月12日

日本航空(JL)の2011年11月の国際線旅客数は、前年比5.2%減の56万2630人となった。東日本震災後、旅客数は40%減まで落ち込んだが、徐々に回復し、10月の8.9%減に続いて1ケタ減まで戻ってきた。ただし、座席供給量の2.7%減に対して旅客輸送量は8.6%減となり、需要が供給を下回っている。利用率は68.5%減で、前年よりも4.3ポイント低下した。方面別で見ると、座席供給量は太平洋線とオセアニア線以外は前年を上回った。ただし、旅客数では中国線が10.5%増となった以外は、いずれも前年割れ。...