日系航空2社、年末年始の国際旅客数は21%減−JLは利用率8割、NHは人数増加

日本航空(JL)と全日空(NH)が1月6日に発表した年末年始(2010年12月23日〜2011年1月5日)の利用実績で、2社合計の国際線旅客数は前年比21.1%減の53万1480人となった。提供座席数は15.6%減の68万6766席で、利用率は5.3ポイント減の77.3%となった。会社別で見ると、経営再建を進めるJLは座席数を大きく絞ることで利用率を80%台に維持。一方、NHは座席数を大きく増やし、わずかながら旅客数のプラス成長を達成した。JLは旅客数が30.7%減の32万2844人と大幅に減少した...