日系航空2社、年末年始の国際旅客数は21%減−JLは利用率8割、NHは人数増加
JLは旅客数が30.7%減の32万2844人と大幅に減少したものの、座席数を28.3%減の40万1750席まで絞っており、利用率は2.8ポイント減の80.4%となった。方面別では、韓国で利用率が88.1%に達したほか、オセアニアも87.6%、ハワイが86.7%、米大陸が85.7%となるなど高い数値を維持した。

一方、NHでは旅客数が0.4%増の20万8636人とプラス成長を達成。ただし、座席数を12.5%増の28万5016席としていたため、利用率は8.8ポイント減の73.2%に下がった。方面別では、中国で旅客数が22.1%減となった以外は、全方面の旅客数が増加。特に、ホノルル線は53.1%増と大きく伸びており、利用率も3.8ポイント増の85.8%と好調であった。

なお、2社合計の国内線旅客数は7.4%減の263万6779人、座席数は8.5%減の422万6124席、利用率は0.7ポイント増の62.4%となった。