日本航空、10月の利用率、平均単価が向上−路便計画見直しによる供給減で
日本航空(JL)の2010年10月の国際線旅客数は前年比32.1%減の65万3575人となった。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)も36.1%減と大きく減少。これは、4月に発表した路便計画の見直しにより15路線を運休したためで、利用率は2.6ポイント増の77.7%と向上した。そのなかでもビジネス需要を中心とした高単価の旅客の取り込みをはかったことで前年と比べて平均単価が20%以上向上しているという。また、需要をあらわす有償旅客キロ(RPK)は33.9%減となった。路線別では、旅客数でいずれも...