日本航空、10月の利用率、平均単価が向上−路便計画見直しによる供給減で
日本航空(JL)の2010年10月の国際線旅客数は前年比32.1%減の65万3575人となった。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)も36.1%減と大きく減少。これは、4月に発表した路便計画の見直しにより15路線を運休したためで、利用率は2.6ポイント増の77.7%と向上した。そのなかでもビジネス需要を中心とした高単価の旅客の取り込みをはかったことで前年と比べて平均単価が20%以上向上しているという。また、需要をあらわす有償旅客キロ(RPK)は33.9%減となった。
路線別では、旅客数でいずれも前年を下回った。また、ASKではグアム線が68.4%減、欧州線が55.0%減、中国線が40.6%減となっており、前年に比べて座席供給量を大幅にしぼったことがわかる。利用率は韓国が11.3ポイント増の89.3%、中国が8.6%増の67.3%と改善した。
なお、国内線は旅客数が9.1%減の304万2497人、ASKが8.9%減、RPKが9.2%減、利用率が4.5ポイント増の67.7%となった。
路線別では、旅客数でいずれも前年を下回った。また、ASKではグアム線が68.4%減、欧州線が55.0%減、中国線が40.6%減となっており、前年に比べて座席供給量を大幅にしぼったことがわかる。利用率は韓国が11.3ポイント増の89.3%、中国が8.6%増の67.3%と改善した。
なお、国内線は旅客数が9.1%減の304万2497人、ASKが8.9%減、RPKが9.2%減、利用率が4.5ポイント増の67.7%となった。
