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【コラム】入国制限緩和に関する続報、一定の条件を満たす日本人帰国者も対象

  • 2021年11月6日

 5日金曜日の夕刻、速報として流れた入国制限緩和に関して、以下の記事を掲載させて頂きました。
「11月8日から一部の帰国・入国者の待機期間3日に短縮!?厚生労働省及び外務省に確認してみた」

 厚生労働省のホームページが更新され、喜ばしいことに日本人の帰国者も緩和の対象となる事、その他詳細が公開されましたので、続報としてお知らせ致します。

 概要としては、日本人の帰国者・外国人の再入国者で下記の条件を満たす人は、10日待機から入国後3日待機+7日行動管理へ変更となります。

1.受入責任者が管理
2.ワクチン接種済み
3.ビジネス往来等
4.非指定国・3日指定国発

詳細に関しては厚生労働省のホームページに掲載されています。
または、こちらの「制度概要」をご覧ください。

 この緩和により、業務目的の渡航はある程度動き出すと期待されます。しかし、帰国後3日の待機が残るので、観光需要の回復とは残念ながらならないと思われますが、少なくともほぼ完全に閉じていた「国境」にドアが付いた事は、大きな一歩です。

 この機会を逸することの無いよう、我々観光産業従事者は自らの感染対策はもとより、送客に際してもお客様及び現地、帰国後の対策にまで十分配慮し、海外渡航の本格回復を早期に実現したいと切に願います。

岡田直樹
㈱エフネス代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人。27歳でエフネスの前身㈱ルゥエストを創業し、31周年にあたる今年に至る。旅行素材のホールセール、観光関連企業への決済サービス提供、緊急対応代行、業界誌トラベルビジョン運営等々、主に観光産業内のB2B事業に携わる。
㈱ティ・エス・ディ代表取締役、一般社団法人インバウンドデジタルマーケティング協議会理事、㈱ミックナイン社外取締役​