2030年に日本人クルーズ人口100万人へ、業界3団体が共同で機運醸成

日本旅行業協会、日本外航客船協会、日本国際クルーズ協議会の3団体は、日本人クルーズ人口を2030年に100万人へ拡大することを目標に取り組みを開始する。同目標は「日本のクルーズ市場の持続的発展に向けた有識者検討会」で定められたもの。市場回復途上にあるクルーズ分野で、若年層を含む新規需要の創出を狙う。日本のクルーズ人口は2024年に22.4万人と、2019年のピーク時35.6万人には及ばない水準にとどまっている。一方、欧米市場と比較すると成長余地は大きく、新造船の就航など話題性も追い風に、シニア層に加...