スカイマーク、国際線で収益多角化を模索 国内線は「利益なき繁忙」
スカイマークは12月15日、羽田空港近接の本社で記者懇談会を開催し、今後の事業戦略について説明した。神戸発着の台湾国際チャーター便が好調だったことを踏まえ、国際線への取り組みを収益多角化の選択肢として検討していく考えを示した。一方で、国内線事業はコスト高と運賃構造の歪みにより厳しい局面が続いているとし、制度面の見直しと自助努力の両立が不可欠だと強調した。記者懇談会で本橋学社長は、国際線について「引き続き検討を進めている」と述べた。10月に神戸発着で台湾への国際チャーター便を計7便運航し、神戸発が4便...