一社京旅、北澤理事が会長に就任

  • 2019年8月5日

 一般社団法人京都府旅行業協会は7月10日に理事会を開き、北澤孝之理事を会長とする新体制を固めた。下平明利前会長は会長職を解職し理事とした。

 北澤新会長は「初めての理事職ではありますが、急きょ会長に就任することになりました。先輩諸氏に教えていただきながら、上に立つ会長ではなく役に立つ会長として活動していきたい」と抱負を述べた。

 同協会では、6月14日に開いた定時総会で、自薦、他薦を問わない立候補制による選挙で理事を選出。北澤氏は選挙でもっとも得票数が多かったが、総会直後の理事会で下平会長の就任を決め、三役および担務を懇親会席上で発表していた。

 就任間もない会長交代については、その経緯などについて説明を求める声も一部会員から挙がっている。

 なお、京都府旅行業協会の会長は、全国旅行業協会京都府支部の支部長も兼務する。

 7月10日の理事会で決まった新体制は次のとおり。敬称略。カッコ内は会社名と担当業務。

 会長=北澤孝之(ツアーポート、支部長・本部委員)▽副会長楠善夫(楠新聞舗・南丹旅行、広報)▽専務理事=青木保彦(ダッシュツーリスト、試験・研修)▽理事=上原龍男(アートツーリスト、広報・試験・研修。株式会社京都全旅の代表取締役)、下平明利(ライオンズ旅行企画、苦情・弁済)▽監事=谷口守弘(明星観光バス・明星観光、事故・安全)、溝口裕康(亀岡観光センター、苦情・弁済)


情報提供:トラベルニュース社