フォトニュース:小笠原海運、「おがさわら丸」新造船を公開

  • 2016年7月21日

おがさわら丸の外観(クリックでフォトニュースに移動)

 小笠原海運はこのほど、東京の竹芝桟橋で報道関係者などを対象に、7月2日から運航を開始した3代目「おがさわら丸」の内覧会を開催した。新造船は定員を2代目の16.3%増となる894名に拡大したほか、新たな客室カテゴリとして2段ベッドを用いた「2等寝台」を設定。また、運航速度を高めて、これまでは25時間30分を要していた片道の運航時間を、24時間に短縮した。

 小笠原海運は1969年に創業し、72年から1016トンの「椿丸」で東京/父島間の定期運航を開始。当初は片道を44時間かけて運航していた。73年には2616トンの「父島丸」、79年には3553トンの初代おがさわら丸、97年には6700トンの2代目おがさわら丸へと徐々に大型化。新造船の総トン数は1万1035トンで、日本の離島航路では最大の定期船となる。今回は船内の様子を写真で紹介する。

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