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中部、16年夏ダイヤ国際線は週351便-東南アなど増加

  • 2016年3月29日

 中部国際空港によると、2016年夏ダイヤ(3月27日~10月29日)期初の国際線旅客便の週間便数は351便で、15年夏ダイヤのピーク時から10便増、15年冬ダイヤのピーク時から11便減となった。乗入航空会社数は15年夏・冬ダイヤと同じ27社。就航都市数は15年夏ダイヤより2都市多く、15年冬ダイヤと同じ40都市となった。今後はエアアジア・ジャパンが7月を目途に台北(桃園)線の開設を予定しているため、さらなる便数の増加が見込まれる。

 方面別で見ると、15年の冬ダイヤのピーク時と比べて、東南アジア方面が4便増の55便、北米方面が1便増の5便、欧州方面が2便増の10便と増加したものの、中国方面は9便減の125便、台湾・香港方面は2便減の74便、ビーチリゾート方面は7便減の26便と減少。そのほか韓国方面と中東方面はどちらもは冬ダイヤと同数となった。

 16年夏ダイヤ期間の新規就航については、ジェットスター・ジャパン(GK)が4月1日からマニラ線を週4便で開設。一方、減便については、15年の冬ダイヤのピーク時と比べて、中国南方航空(CZ)が瀋陽線を週4便から週3便に、武漢線を週3便から週2便に、香港エクスプレスが香港線を週9便から週7便に変更した。また、デルタ航空(DL)が週7便で運航していたグアム線を運休。CZは週7便で運航していた上海(浦東)経由長沙線を運休した一方、週7便で運航している浦東線を延伸し、浦東経由広州線とした。

 国内線に関しては、旅客便の週間便数は560便で、15年の夏ダイヤのピーク時から56便減、15年の冬ダイヤのピーク時から7便減となった。冬ダイヤとの比較では、アイベックスエアラインズ(FW)が1日2便で宮崎線を開設するほか、全日空(NH)が松山線を1日3便から4便に、GKが新千歳線を1日2便から3便に、那覇線を1日1便から2便にそれぞれ変更する。一方、NHは宮崎線を1日3便から2便に、スカイマーク(BC)は新千歳線を1日3便から2便に、那覇線を1日2便から1便に、FWは仙台線を1日3便から2便に、GKは福岡線を1日3便から2便に減便する。

▽中部2016年夏ダイヤ、航空会社別便数一覧
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