JTBと日本旅行、北海道新幹線の利用商品発売、3月開業で

  • 2016年1月4日

エースJTBの商品パンフ表紙  JTB国内旅行企画と日本旅行はこのほど、2016年3月26日に開業する北海道新幹線を利用する旅行商品の発売を開始した。JTB国内旅行企画はエースJTBで首都圏発着商品「北海道新幹線に乗る!~青森・函館・札幌~」を発売。函館から洞爺湖や登別を経由して、小樽など札幌近郊を巡り、新千歳空港から帰着する「道南ゴールデンルート」を楽しむための「道南ゴールデンクーポン」がついた個人型周遊プランや、往復で新幹線を利用し途中下車で青森を訪れるプラン、桜や新緑を楽しめる添乗員同行プランなどを用意する。

 個人型周遊プランの「北海道新幹線で行く!帰る!北海道・道南ゴールデンルート2~5日間」の出発期間は3月26日から6月30日まで。片道は新幹線を利用し、もう一方は新千歳または函館発着の飛行機を利用する。滞在中の宿泊は道南地区の23施設から選択可能。旅行代金は、2日間商品を滞在中のレンタカー使用料と1冊10枚綴りの「ゴールデンクーポン」つきで1室4名または5名で利用した場合、大人1名4万1400円から8万1800円まで。個人型周遊プランはそのほかに2コースを設定する。

 添乗員同行プランの「東北・北海道の桜の名所をよくばり周遊 十和田大湯・函館湯の川3日間」の出発期間は4月23日から5月10日まで。往路では北海道新幹線を利用し、東北では桜の名所の秋田県角館町や弘前公園、北海道では松前城と五稜郭公園を周って桜見物を楽しむもので、1泊目は十和田大湯温泉、2泊目はラビスタ函館ベイまたは平成館しおさい亭で宿泊。旅行代金は1室4名または5名で利用した場合、大人1名8万9300円から13万9300円までとした。添乗員同行コースはそのほかに1コースを設定する。

赤い風船の商品パンフ表紙  日本旅行は「赤い風船」で首都圏発着商品「北海道新幹線開業記念!!青函遊結(ゆうゆ)SPECIAL」を発売。出発期間は3月26日から6月30日までで、北海道新幹線と青森と函館での宿泊を組み合わせたフリープラン「JRセットプラン」と、青森と函館でJR北海道が運行する観光バス「JRツインクルバス」などを利用する個人周遊型ツアー「観光周遊プラン旅ラクにっぽん」4コースを設定した。

 開業記念特典として、観光施設などで利用できる赤い風船オリジナルの「青函遊結クーポン」を提供。また「青森・函館朝市オリジナル丼対決」と題して、宿泊ホテルの朝食券を函館では「朝市食事券」、青森では「のっけ丼クーポン」に変更可能とする。旅行代金は、1泊2日で東京/函館間を普通車指定席を利用して往復した場合の「JR セットプラン」が3万8200円から7万4600円まで。東京発着「旅ラクにっぽん」は10万7800円から18万9800円となる。

 なお、同社のウェブサイトでは北海道新幹線の開業記念キャンペーンを実施中。函館への1泊2日の女子旅で行きたい場所や、食べたいものに関するアンケートの回答者から抽選で1組2名に、函館への1泊2日の「取材ツアー」を贈呈する。そのほか、50名にAmazonのギフト券500円分をプレゼントする。