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MSCクルーズ、新造船2隻発注、15.4万トンで2070室・定員5300人

  • 2014年5月27日

 MSCクルーズは5月22日、2隻の新造船を発注する契約を造船会社と締結した。MSCクルーズは現在12隻を運航しているが、1隻目が2017年11月、2隻目が2018年5月に加わる予定。また、今回の契約では1隻のオプション発注権も含む。1隻あたりの建造費は7億ユーロ。

 新造船は「シーサイド」クラスと命名。総トン数は15万4000トンで全長323メートル、全幅41メートル、高さ70メートル、パブリックエリアの広さは4万3500平方メートルとなる。船室数は2070室で乗客定員は5300人。このほかに乗組員用の船室が759室で1413人が乗務する。

 船内には、船の両側に海面に近い高さの屋外プロムナードを設置し、ショップやレストランを配する予定。また、シアターやテラス風バルコニー、海が見える展望エレベーターも設けるという。

 なお、新造船が就航すると1日に運航可能な乗客数は8万人に増加する。