日本旅行、女子旅「トラベラー」シリーズ好調-東南アジア強化も

  • 2013年10月22日

 日本旅行によると、同社の女性向けパッケージ商品「アジア★トラベラー」と「ヨーロッパ★トラベラー」が好調だ。同商品は女性スタッフのプロジェクトチームによるもので、30代から40代のF2層がターゲット。今年から「ヨーロッパ★トラベラー」を新設し、アジアとヨーロッパの2方面で商品を展開してきた。

 日本旅行海外旅行事業部マネージャーの七海聡子氏によると、商品数でヨーロッパ分が純増となったこともあるが、「トラベラー」シリーズの売上は前年の約3倍で、アジア★トラベラー単体でも30%増と増加。当初目標としていた売上よりも25%増で、好調に推移しているという。

 七海氏はF2層は「この内容であればこの値段が出せる」と納得できる水準の商品を求める傾向があるとし、そうしたニーズに応え、ホテルなども通常のツアーでは選ばないブティックホテルを選ぶなどなど工夫をしている点をアピール。同商品は2011年に発売した「週末トラベラー」が前身だが、アジア★トラベラーにした際週末以外の出発日も設けるなど、設定数を増やしたことも順調に需要が伸びた一因とした。

 また、方面別の旅行スタイルにあわせて旅行商品を設定。ヨーロッパ★トラベラーでは、女性が休日に気軽に短期間で旅行できる商品として、都市滞在型のパッケージツアーを用意。自由時間を設けるとともに、イタリアではトスカーナのクッキングクラスを設定するなど、女性が好むオプショナルツアーを用意し、幅広い選択肢を提供した。

 一方、アジア★トラベラーは従来通りの組み込み型の提案型ツアーを設定。七海氏は、アジアはターゲットであるF2層が短期間で旅行をする場合、自身でプランニングしたり調べたりする時間がない場合や、そうした手間を面倒に思うケースが多いことから、提案型の商品を提供する必要があると説明。「売上から見ても支持をいただいている」とし、継続していきたいと語った。

 今後はトラベラーシリーズで、アジア、ヨーロッパ以外の方面についても検討していく。七海氏はアメリカやハワイについても「話としては出ているところ」と述べた。ただし、まずは顧客からの反応が良いアジアを中心に方面を拡充していく方針。2014年からは東南アジアの展開を強化していきたい考えだ。