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JTB創立100周年で京都駅前に植樹 旅ホ連京都支部ら

 JTB創立100周年を記念して、JTB協定旅館ホテル連盟京都支部(山本信支部長=もみぢ家)とJTB京都観光誘致会議(杉本健次会長=JTB西日本京都支店長)が京都駅前にシダレザクラを植樹した。

 植樹は、京都市が取り組む公募型の緑化推進事業に呼応した。JTB旅ホ連京都支部が200万円、JTB京都観光誘致協が京都市に100万円を寄付した。3月15日までにJTB西日本京都駅前支店前の塩小路通沿い約200メートルに14本のシダレザクラを植える。

 2月8日に京都駅前支店であった植樹式典には京都市の門川大作市長、JTB西日本の丸尾真哉常務らが出席した。

丸尾常務は「お世話になっている京都市に何かお返ししようというのが発端でした。1912年3月にJTBが誕生し、その2年後の14年に外国人専用の案内所を京都に開設しました」と、京都市との深い関わりを話した。旅ホ連についても京都のPRキャラバンに25年間で約3千カ所、延べ4600人が参加したと披瀝し、京都とのつながりを強調した。

 門川市長は「京都市は皆さんに支えられてきました。あぐらをかいていては来てもらえません。あらゆる景観を大事にするのが京都の文化。この桜をしっかり守っていきたい。よろしゅうお願いします」と謝辞した。

 今後は順次、シダレザクラを植樹していくほか花壇を整備。京都駅前を花と緑で彩る。


情報提供:トラベルニュース社