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阪急阪神交通社、事業再編、阪急阪神HDの中核会社に

  • 2013年1月30日

 阪急阪神交通社グループは4月1日付けで、旅行事業と国際輸送事業を再編する。現在の中間持株会社体制を解消するとともに、傘下で旅行事業を担う阪急交通社と国際輸送事業の阪急阪神エクスプレスを、阪急阪神ホールディングスグループの中核会社と位置づける。

 もともと、阪急阪神交通社ホールディングスは、阪急・阪神両グループの旅行事業と国際輸送事業のスムーズな統合を目的とした中間持株会社として2008年4月に設立。これまでの5年間でこの目的を果たしたため、中間持株会社体制を終え、旅行事業と国際輸送事業それぞれを独立したコア事業として阪急阪神ホールディングスの直下に置く。

 阪急阪神交通社ホールディングス広報部によると、現場での業務などには変化がないものの、事業再編により阪急阪神ホールディングスとの間に中間持株会社がなくなることにより、意思決定の迅速化や競争力の強化を見込めるという。