フランス、「感動大国」レセプション開催、来年はSNS発信も強化

  • 2011年12月11日

ATF在日代表のフレデリック・メイエール氏  フランス観光開発機構(ATF)は12月8日、ベージュ・アランデュカス東京で「感動大国、フランス。」レセプションを開催した。「感動大国、フランス。」はATFが今年から開始したキャンペーンで、レセプションはその1年の締めくくりとして開催したもの。5月に特設サイトを開設し、6月と10月に交通広告を中心としたキャンペーンを展開し、ATF在日代表のフレデリック・メイエール氏は「1300万人がポスターを閲覧し、懸賞には2万5000人の応募があった」と、その成果を語った。

 ATFでは来年も同キャンペーンを継続していくが、これまでの交通広告や特設サイトに加え、今後はソーシャルメディアでの発信も強化する考え。既に、本国や他国市場では着手しており、今回のレセプションにも初の試みとして15名の人気ブロガーを招待した。ATFもfacebookなどSNSでの発信を開始する意向だ。

 なお、メイエール氏は挨拶で、今年はフランスが日本でのプロモーションを開始してから40周年であることに言及。パートナーや関係者に対し、感謝を述べた。レセプションには旅行業界、メディアの関係者のほか、女優の寺島しのぶさんをはじめ、作家の藤本ひとみさん、料理研究家の藤野真紀子さん、鉄道ジャーナリストの櫻井寛さんなど歴代の観光親善大使が参加した。