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観光庁、がんばろう日本CPを拡充

 観光庁は7月13日、東日本大震災で冷え込んだ国内旅行需要を喚起するために4月から展開していた「『がんばろう!日本』国内旅行振興キャンペーン」の内容を拡充した。キャンペーンポータルサイトの内容を増やすなど情報発信力を強化、夏休みの国内旅行への機運を高めていく。

 キャンペーンサイトは日本観光振興協会(日観振)が運営。観光庁は旅行会社に東北・東日本への旅行商品造成を依頼するなど官民共同のキャンペーン展開を図っている。

 今回の取り組みでは、被災地域の復興に貢献するため、サイトに東北・東日本への応援ツアーの情報を掲載。東北観光推進機構やヤフージャパン、日観振関東支部が設けている復興支援サイトと連携し東北・東日本イベントや観光情報も発信する。

 国内宿泊旅行の推進については、キャンペーンに賛同し旅行者へ特典を設けた3泊以上の旅行商品をサイト上で紹介。今夏の「節電」「長期休暇」をキーワードに、長期滞在メニューも取り上げる。

 また、消費者がお気に入りの国内観光情報を投稿できるコンテンツ「日本再発見」を開設。投稿者には抽選で航空券や旅行券が当たる特典を用意し参加を促す。

 サイト外の取り組みとしては、小中学生を対象に、夏休みに旅をして発見したことをテーマに作文コンテストを実施する。

 サイトは新聞やポスター、インターネットを通じてPR。動画や口コミ情報なども活用しながら、消費者の誘引を図っていく。

 サイトのURLは、http://kokunai.nihon-kankou.or.jp/


情報提供:トラベルニュース社