A&F、関空/仁川線へ就航へ−国交省へ航空運送事業許可を申請

  • 2011年4月14日
 全日空(NH)と香港のファーイースタン投資グループが共同出資した格安航空会社(LCC)のA&Fアビエーション(A&F)は4月13日、国土交通省航空局に対し、航空運送事業の経営許可申請をおこなった。主な事業地域は「日本・アジア」としており、2012年3月に関空/福岡、札幌線、2012年5月に関空/仁川線を就航する旨を申請している。同社代表取締役CEOの井上慎一氏は2月10日に開催した記者会見で、「まずはショートホールで成功させたい」と話しており、国内、国際それぞれ3、4路線に就航する計画を示していた。当初検討していた、関空を拠点として4時間圏内で運航可能な都市のうち、ソウルへの運航を決めた。

 また、使用航空機はエアバスA320-200型機で、運航、整備の施設や体制については、主基地の関空に同機材の運航、整備の施設と体制を構築すると申請している。今後、就航に向けた準備を進め、2011年5月にはA&Fのブランドについて発表する予定だ。なお、井上氏は、5年後には機材を15機から20機程度まで増やし、年間の航空旅客数600万人をめざす考えを示している。


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