タヒチ、多様な魅力アピールで市場拡大めざす−旅行会社との関係強化

  • 2010年5月11日
 タヒチ観光局本局チーフ・エグゼクティブに新しく就任したテヴァ・ジャニコード氏がこのほど来日し、レセプションを開催した。ジャニコード氏は、日本市場について「ハネムーナーが最重要」としながらも、「今後はターゲットを家族やシニア、ダイビングなどに広げ、市場を拡大していきたい」と方針を述べた。

 この実現に向けては、旅行会社との関係強化を重視。今回の来日も、日本の状況を知るために旅行会社の生の声を聞くことが目的だという。また、太陽やココナツの木、ウォーターバンガローといった典型的な側面だけでなく、ダイビングやゴルフなどのアクティビティの魅力も訴えるとともに、「クルーズを利用すればタヒチのさまざまな島を訪れ美しい自然を楽しめる」とし、多様性を説明した。

 なお、ハネムーナーに対しても、インターネット上でのマーケティング活動に力をいれ、2009年7月から実施しているエア・タヒチ・ヌイ(TN)と共同キャンペーン「ライフ・イズ・ラブ・タヒチ」も2010年12月まで継続する。TNとも「今後関係をさらに強めていく」方針だ。