ガルーダ・インドネシア航空（GA)は先ごろ、ウェディング会社やホテル計8社の協力のもと、東京と大阪、名古屋で販売スタッフを対象にしたバリ島ウェディングのセミナーと研修旅行を実施した。バリ島のウェディングは2003年にプロモーションを開始。その後順調に推移し、2007年には2300組に増加した。しかし、2008年には燃油サーチャージの高騰で海外旅行需要が低下したうえ、2009年には地震やジャカルタでの爆発事件などが影響し、バリ島でも特にウェディングが伸び悩んだという。

　そのため、今回のセミナーと研修旅行は、需要喚起と販売担当者への認知向上が目的。セミナーには200名強が参加し、バリ島ウェディングの特徴をハワイやグアムとの違いを示しながら説明した。また、研修旅行には計41名が参加し、施設見学や模擬結婚式を実施。3都市での開催は2005年ぶりのことで、当時の販売スタッフの多くが社内の移動などで配置替えになっていることも、このタイミングで実施した理由だ。GAではバリ島ウェディグについて、2007年度並みの取扱をめざしていく。