日本航空、ウェブ予約のサポートサービス拡充、直販強化ねらう

  • 2009年7月3日
 日本航空(JL)は、JLウェブサイトでの航空券の予約購入操作をサポートするサービスを拡充した。「ウェブサイト上で航空券の予約購入の操作方法がわからない」「ウェブチェックインの方法がわからない」「知りたい情報が見つからない」といった利用者に対して、利用者のパソコンの画面をJLのオペレーターと共有して操作方法を案内するサービスを導入した。国際線、国内線ともに対象で、最初にプログラムをインストールする必要がある。

 JLウェブサイトの相談窓口ページで「ネットでご相談ボタン」をクリックして、表示された受付番号をJLインターネットサポートの担当者に知らせると、ウェブサイト上の一部が利用者とオペレーターで共有される。同じ画面を見ながら操作方法を案内するため、問題解決がスムーズになると見込む。

 なお、JLは、4月1日から日本地区の電話予約センター、市内カウンター、空港カウンターでの国際航空券の新規発券、運賃の増減や経路変更などにともなう交換発行について手数料収受を開始。これは国際航空券のウェブ販売強化を目的としたもので、ウェブサイトでの新規発券などは無料に設定している。昨年末の時点では直販の70%から80%がウェブ経由で、ウェブ直販を強化することで生産効率の向上や、空港の混雑緩和など旅客の利便性向上も見込んでいる。