国内線のゴールデンウィーク、座席数は減少も予約数は1.8%増

  • 2009年4月23日
 国内線各社のゴールデンウィーク(4月28日〜5月6日)の予約状況は、提供座席数が前年比4.1%減の346万5901席に対し、予約数が1.08%増の229万9397人で堅調に推移しているようだ。各社の状況を見ると、全日空(NH)グループは提供座席数が4.8%減のところ予約数が5.1%増で、全方面で前年を上回っている。日本航空(JL)グループは提供座席数、予約数ともに減少。ただし、中国・四国方面は提供座席数を増加させ、予約数は5.5%増と座席数の伸び率を上回った集客を得ている。

 新興4社では、スカイマーク(BC)が福岡/那覇線、および札幌/旭川線が新たに加わったが、提供座席数、予約数ともに大幅に減少した。羽田/那覇線は5046席減少したが福岡/那覇線が6372席加わった。ただし、羽田/福岡線は1万2030席減少している。札幌/旭川線は3186席の新設定だが、羽田/旭川線は6372席となった。また、エア・ドゥ(HD)は提供座席数が4.9%減だが、予約数は0.9%増で前年並みを維持。スカイネットアジア航空(6J)は提供座席数が5.8%増、予約数が35.4%増と大きく増加した。ゴールデンウィーク期間の出発のピークは総じて5月2日と1日、帰着のピークは5月6日、5日となっている。各社の動向は添付の表の通り。