ジェットスターアジア、LCCのヴァリューエアと提携関係を強化

  • 2009年4月9日
 シンガポールを拠点とするジェットスターアジアとヴァリューエアが提携、ジェットスター航空(JQ)との関係を強化する。これは、ウエストブルック・インベストメントと、カンタスグループが、オレンジスター・インベストメント・ホールディングズの全ての株式を取得することに合意したためで、ジェットスターアジアとヴァリューエアの所有権および、株主構成が変更となる。これにより、双方の利便性向上と収益確保、事業拡大に期待を示す。

 また、新たに設立する持株会社、ニュースター・インベストメント・ホールディングズの51%の株式をウエストブルックが保有し、残りの49%をカンタスが保有する。ニュースター・インベストメント・ホールディングズは、ウエストブルックの出資でシンガポール現地資本の過半所有を維持し、会長にはウエストブルックに全額出資するチュー・テック・ウォン氏が就任する。なお、今回の提携による運航スケジュールへの影響や雇用における変更はない。