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JTB-CWT、SAPジャパンと協業へ−法人向け出張管理事業で連携

  • 2009年3月11日
 JTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)は、企業向けの基幹業務ソフトなどを開発するSAPジャパンと、法人向け出張管理ビジネスで協業することで合意した。SAPジャパンは、日本で累計2000社以上で導入実績を持つ会社。今回の協業で、JTB-CWTの法人向け総合出張管理システム「B+PLUS」とSAPの基幹業務ソフト「SAP ERP」を連携し、出張時の申請や承認、旅費の請求、精算など業務プロセスを自動化。顧客企業は、生産性向上とコスト削減を実現できる。

 ジェイティービー(JTB)広報室によると、2システムの接続にかかる初期費用は300万円から。まずは2社のシステムを導入済みの企業84社から営業を開始し、SAP ERPの既存顧客にもB+PLUSの導入を働きかけていく。航空会社によるゼロコミッション化の流れの中、旅行会社はフィービジネスへの転換をはかっているが、顧客企業にとってサービスフィーはコストだ。JTB-CWTでは、今回の協業でより低コストで高品質な出張手配のアウトソーシングサービスを展開し、顧客のコスト削減を実現する。