ジャパニカン、訪日外国人向けに現地支払ができるホテルの予約機能を導入
JTBグループで訪日外国人向け宿泊、ツアー予約ウェブサイトを運営する、JAPANiCAN(ジャパニカン)は10月30日から、現地で支払ができる宿泊商品の予約機能を導入した。
世界規模の金融不安の影響による円高や景気の後退により、訪日外客数は8月、9月と2ヶ月連続で前年割れとなった。日本政府観光局(JNTO)の調査によると、その中でも香港やシンガポールは好調に推移しており、定期便の就航や増便、チャーター便運航により9月は前年比37.3%増で3万人を突破した。冬に向けて増加が予想されるアジア圏やオセアニアからの旅行者を取り込むため、国内のJTB「るるぶトラベル」として取り扱っていた価格訴求型の商品を含めたシステム利用型の商品を英語、韓国語、中国語繁体字および簡体字で販売する。外国人のニーズが高い連泊や食事なしプラン、スペシャルレートを用意する。
支払い方法は、為替変動のリスク対策として利用者および宿泊施設の要望が多い現地支払にした。インターネットによる宿泊商品の販売は現地払いが世界的に主流だが、連絡をせずキャンセルする比率が高く、取消料の収受もれが問題となっている。ジャパニカンでは予約時点でクレジットカードを認証することで、宿泊施設に代わり取消料を収受する仕組みを導入した。最初は約80軒の取扱いで、将来的にはカードでの事前払いと合わせて5000軒をめざす。
世界規模の金融不安の影響による円高や景気の後退により、訪日外客数は8月、9月と2ヶ月連続で前年割れとなった。日本政府観光局(JNTO)の調査によると、その中でも香港やシンガポールは好調に推移しており、定期便の就航や増便、チャーター便運航により9月は前年比37.3%増で3万人を突破した。冬に向けて増加が予想されるアジア圏やオセアニアからの旅行者を取り込むため、国内のJTB「るるぶトラベル」として取り扱っていた価格訴求型の商品を含めたシステム利用型の商品を英語、韓国語、中国語繁体字および簡体字で販売する。外国人のニーズが高い連泊や食事なしプラン、スペシャルレートを用意する。
支払い方法は、為替変動のリスク対策として利用者および宿泊施設の要望が多い現地支払にした。インターネットによる宿泊商品の販売は現地払いが世界的に主流だが、連絡をせずキャンセルする比率が高く、取消料の収受もれが問題となっている。ジャパニカンでは予約時点でクレジットカードを認証することで、宿泊施設に代わり取消料を収受する仕組みを導入した。最初は約80軒の取扱いで、将来的にはカードでの事前払いと合わせて5000軒をめざす。