アメックス調査、4月/6月の日本発航空運賃は12%増−Cクラスの上昇率高く
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルはこのほど、4月から6月のアジア太平洋地域の航空運賃が前年同期比9%増、1月/3月比は3%増という調査結果を明らかにした。このうち、日本はアジア太平洋地域でもっとも運賃増加が顕著としており、前年比12%増、1月/3月比で11%増と同地域内で最大の上昇率を示した。これは、4月以降に航空各社の燃油サーチャージが引き上げられたと同時に、航空会社が運賃を引き上げたことを示したもので、ビジネスクラス普通運賃は1月/3月比で13%増、エコノミークラス普通運賃で10%増となっている。
日本市場について、さらに詳しく見ると1月/3月比では、アジア太平洋域内のビジネスクラス普通運賃が17%増と今回の調査でもっとも高い数値を示している。一方で上昇率がもっとも小さいのが欧州・中東・アフリカ行きのエコノミークラス普通運賃が4%増。前年比では、欧州・中東・アフリカ行きのビジネスクラス普通運賃が22%増で上昇率がもっとも大きく、逆に同方面のエコノミークラス普通運賃が4%増でもっとも低い上昇率にとどまっている。この調査結果からすると、このところの航空運賃の値上がりで、企業が出張などで利用する運賃でコストセーブができるのは、全方面の合計ではエコノミークラス公示割引運賃で、1月/3月比は8%増、前年比は7%増となっている(調査概要の数値は下記を参照)。
この結果について、日本旅行・アメリカン・エキスプレス代表取締役社長のメリンダ・タラント氏は「日本の航空会社が収益の安定を図るための運賃値上げを余儀なくされた」とし、さらに「商品・サービスのプレミア化で、質の向上をうたうことで高い価格設定が可能になった」と分析している。
▽アメリカン・エキスプレス・インターナショナルによる調査(日本発の航空運賃)
日本市場について、さらに詳しく見ると1月/3月比では、アジア太平洋域内のビジネスクラス普通運賃が17%増と今回の調査でもっとも高い数値を示している。一方で上昇率がもっとも小さいのが欧州・中東・アフリカ行きのエコノミークラス普通運賃が4%増。前年比では、欧州・中東・アフリカ行きのビジネスクラス普通運賃が22%増で上昇率がもっとも大きく、逆に同方面のエコノミークラス普通運賃が4%増でもっとも低い上昇率にとどまっている。この調査結果からすると、このところの航空運賃の値上がりで、企業が出張などで利用する運賃でコストセーブができるのは、全方面の合計ではエコノミークラス公示割引運賃で、1月/3月比は8%増、前年比は7%増となっている(調査概要の数値は下記を参照)。
この結果について、日本旅行・アメリカン・エキスプレス代表取締役社長のメリンダ・タラント氏は「日本の航空会社が収益の安定を図るための運賃値上げを余儀なくされた」とし、さらに「商品・サービスのプレミア化で、質の向上をうたうことで高い価格設定が可能になった」と分析している。
▽アメリカン・エキスプレス・インターナショナルによる調査(日本発の航空運賃)
