ベトナム航空、エンジンからの煙発生で日本支社長がお詫び

  • 2008年7月31日
 ベトナム航空(VN)は7月30日、ホーチミン発成田行きVN950便で成田空港に着陸後、滑走路から空港ターミナルビルへ移動している際、右翼第2エンジンから煙が発生した。これに関し、VN日本地区総支配人のグエン・クォック・トアン氏の名で、「原因究明については、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調査に全面的に協力していく」としたほか、搭乗客、および関係者に「多大なるご迷惑、ご心配をおかけ致しましたことを心よりお詫び申し上げます」との声明を発表した。

 該当機には乗客264名、乗員13名、合計277名が搭乗していたが、怪我はなく、全員無事に降機した。搭乗客の機内預け荷物は、旅客の自宅、および指定箇所に送付する手配をしたという。また、折り返し便の成田発ホーチミン行きVN951便はキャンセルし、搭乗予定の旅客は、代替便等の手配を努めたという。