ホテルオークラは、アムステルダムでのプロパティの展開をはじめ、長年の功績が認められ、「オランダ王国オレンジ・ナッソー勲章」を受章した。授章式は6月2日、駐日オランダ大使主催の昼食会の席上で行なわれ、ホテルオークラ代表取締役会長の松井幹雄氏が勲章を授与された。昼食会には、ホテルオークラアムステルダムのボードメンバーも出席した。

　松井会長は1971年9月にホテルオークラアムステルダムの開業準備に参画。1989年から1993年にはホテルオークラアムステルダム社長兼総支配人に就任しており、在任中には在オランダ日本商工会議所役員も務めた。その後も、2000年の日蘭交流400周年には、オランダのアートを紹介する大規模な絵画展の開催など、両国の関係強化に尽力。特に、ホテルオークラ東京では、オランダの閣僚や貿易団、オランダ王室を迎えているほか、中国にあるオークラ・ガーデンホテル上海で、オランダ女王陛下の中国公式訪問で宿泊するなど、日本外でもオランダとの関係も深い。